おいしくて健康的は青森のりんごをお届けする工藤農園
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無駄な花を早期に落とす
“摘花剤の効果と使用のポイント”

 りんごは花を咲かせる際、前年の貯蔵養分をたくさん使います。従って花が多く咲くほど樹体の負担は大きくなります。
 果実は花が咲いてそれが授粉し実になるのですが、りんごの場合、結実に必要な花よりも不必要な花の方が十数倍から数十倍も多く咲きます。この不必要な花を如何にして早く落としてあげるかが樹体の負担を少なくし、残した果実の肥大を促したり、翌年の充実した花芽を作ることにとってとても重要なポイントになります。

  不要な花を落とすには大きく分けて『人手で摘み取る方法』と『薬剤を使う方法』の2種類があります。

  りんごの花は開花始めから散り始めるまで凡そ10日ほどかかりますが品種によって開花時期も違いますし、同じ樹でも早く咲く部位と遅く咲く部位があるので延べ14〜20日はりんご園で何らかの花は咲いている状態です。この期間内で不必要な花を全て人手で摘み取ることは不可能です。


こんなに咲いている中からりんごを成らすに残すのは、
写真で白く咲いている花のうちの4分の1くらい。
更にこの時点で赤いつぼみ状に見えているものはほとんど摘み取ります。

 


まだ蕾のうちから不必要な花を摘み取る作業を開始します。

 そこで今回は薬剤を使って効率的に花を落とす方法を紹介します。

 現在、摘花剤として登録、使用されているのは“石灰硫黄合剤(通称:サンソー液)”と“エコルーキー”の2剤です。いずれも農薬の安全性の基準では『普通物』に、また水産動植物や有用昆虫に対する影響を記した基準については、いずれにも通常の使用で問題がないとされる『A類』に分類されています。

 

摘花剤の使用方法(青森県りんご指導要項より抜粋)
薬剤名 希釈倍数と使用量
(10a当たり)
使用時期 使用方法
石灰硫黄合剤
(サンソ−液)
100〜120倍で
350リットル以上
頂芽花と腋芽花の満開日 立木全面散布
エコルーキー 100〜150倍で
300〜600リットル
満開日と追加散布する
場合はその2〜3日後
立木全面散布
2回以内

 

 

【摘花剤を効果的に効かせるためには】

 摘花剤を上手に効かせるためにはいくつかのポイントがありますので、わたしの場合の例を下記の通りご紹介します。

(1)確実な授粉を行うこと
 りんごの花は商品としての果実を成らせる“中心花”がまず咲きはじめ、それより1日以上遅れてその周りにある“側花”と呼ばれる3〜5つほどの花が順次咲いてきます。
 つまり、中心花以外は全て不必要な花となるわけで、それらが受粉出来ないようにしてあげればいいのです。逆に云うと中心花にはしっかり授粉させてやらなければいけません。
  現在授粉にはマメコバチ等の訪花昆虫を用いる場合と、人手による人工授粉がありますが訪花昆虫は天候によって効果が不確かなので、私は必ず中心花が満開の頃に人工授粉を実施しています。


りんごを成らせる“中心花”から咲く。この時期が授粉のタイミング

(2)中心花に授粉してから1.5〜2日で摘花剤を散布する
 
摘花剤がどうして花を落とすことが出来るかというと、いずれの剤もめしべの受粉能力をなくすことにあります。つまり中心花以外の花は基本的に全て実を結ばない方がいいのです。そこで中心花が咲いてから側花が咲く間のわずかなタイミングを利用して摘花剤を散布します。
  中心花に花粉が付着し花粉管が伸びて受精してしまえば確実に実は結びますが、その時間は気温に左右され、外気があたたかいほど早く、低いほど遅くなり、その時間は通常1.5日から2日間と云われています。ですから私は基本的に授粉作業を行ってからこの期間内に摘花剤を散布するよう努めています。これ以上遅くなると遅れて咲いた側花も受粉や受精をしてしまうからです。

(3)散布機“スピードスプレーヤ”で散布する際はファンを止める
 摘花剤はいずれもめしべの柱頭に上から“ふわっと”剤が降りかかるようにしてあげると効果的です。そこで園地で散布に使われているスピードスプレーヤという機械を使用する際、通常の防除では葉っぱの表裏に薬剤が付着するように強い風を送り込む扇風機状の“ファン”も使用しますが、摘花剤散布の際は、あえてファンは止めて散布しています。

 

【摘花剤の効果の様子】
 摘花剤を散布したのち、5〜7日程すると効果がはっきり確認できるようになります。

 写真は摘花剤が上手に効いた様子(散布8日目撮影)です。成らせる真ん中は“ガク”が立ち、小さな実が確認できるようになりましたが、周りの花は“ツル”がオレンジ色に変色し“ガク”が垂れ下がっています。こうなると数日で、側花は自然に落ちてしまいます。

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